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Pon's diary

北海道にある某高等専門学校から大阪大学に編入学し、今は大学院生をしています。大学では物性理論を専攻しています。このブログは私が日々の生活、学びの中で感じたことをただ書き留めるためのものです。内容は主に科学関連の事になると思います。未熟な私のことですので生産性と信憑性の両方を欠いたものになると思います。それでもよければどうぞゆっくりしていってください。

科学を進めるのに数学は必要か??

私は大学で物理学を専攻しています。 

それも実験的内容というよりも理論的内容に関心があり、物性理論に関する研究をしています。

そうすると、場の理論固体物理に関する専門書や論文を読み過ごす時間が生活の大部分を占めます。

 

そういった生活を送っていると、専門書や論文に出てくるたった一つの数式が導けずに頭を抱えることがしばしばあります。当然、それ以上理解が進まなくなるのだから面白くありません。その数式の物理的な意味を理解することは出来ても数式が導けないとなるとなると、更にたちが悪い。

 

この場合には私にとっての問題は物理ではなく「数学」となります。

 

私は数学が好きではありません。なので数学書を読むことも殆どありません。数学書に出てくる数式には物理的な実態がないので、数式を現象と関連付けて頭に入れている私にはなかなか定着しないし、面白みも物理ほどは感じないからです。 

 

しかしながら、このような問題をいつまでも抱えることは研究を進めるためには非効率的です。

 

数式を導けないことは、しばしば論点を科学から数学へと変えてしまいます。

計算に執着すると、物理的な考察を怠り本質を見落とすことに繋がることもあります。

 

さて、科学(今の場合主に理論的な研究を指す)を進めるのに数学は必要かという問題ですが。

 

この問題は

「英単語や熟語表現を知らないから、英語を読めない」

という問題によく似ています。

 

専門書を読み計算ばかりしていると、数学は科学者にとっての「言語」なのだと感じられます。言語を知らなければ人との意思疎通も出来ないし、日常生活を送るのも困難になってしまいます。そうなると社会の中に入って生活を営むのも困難になると言った具合です。 

 

科学を進める人にとっての共通言語として数学があると考えれば、数学は「それなりに」学ばなければならないのだろうと思います。

 

(要約:研究に支障を出さないために数学も勉強しようと思います。)